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中国の検察は20日、天津市の前のトップで書記代理を務めていた黄興国被告を企業の用地取得などで便宜を図った見返りに、賄賂を受け取った収賄の罪で起訴したと発表しました。


黄氏は習近平国家主席と関係が深い有力者でしたが、おととし、天津市の倉庫会社で大規模な爆発が起き、173人の死者・行方不明者が出た事故をめぐって責任を問う声が上がり、重大な規律違反を理由に党籍を剥奪されました。


汚職の取締りを強めている中国指導部は、共産党最高指導部の元メンバーや地方政府のトップなどを相次いで摘発してきましたが、習主席に近いとされる人物が失脚するのは異例です。


中国指導部としては、メンバーの大幅な交代が予想される共産党大会を前に、腐敗撲滅を徹底する姿勢を示すことで、求心力を保つ狙いもあるものと見られます。