https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


アメリカの複数のメディアは、CIAがシリアの反政府勢力の一部に対して続けてきた武器の供与や訓練などについて、トランプ大統領が中止することを決めたと20日までに伝えました。


これは、4年前、オバマ政権下でCIAがアサド政権の打倒を目指して始めた穏健派の反政府勢力に対するものだということです。


一方で、過激派組織IS=イスラミックステートとシリアで戦っているクルド人勢力主体の部隊への武器の供与は引き続き行われるとしています。


これについて、国務省のナウアート報道官は20日の記者会見で、「それは情報機関が扱う話だ」と述べ、明言を避けました。


一方、アメリカのメディアは、当局者の話として、トランプ大統領は今月7日のロシアのプーチン大統領との初めての首脳会談に先立って中止を決めたと伝えています。


ISの壊滅を最優先課題の1つに掲げるトランプ大統領はシリア情勢でロシアの協力が必要だと主張していて、アサド政権を支援するロシアに対し譲歩する姿勢を見せることで関係改善を図る狙いがあると見られます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170720#1500547001