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北朝鮮は28日夜遅くに発射した弾道ミサイルについて、29日国営メディアを通じて「キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、ICBM大陸間弾道ミサイル『火星14型』の2回目の発射実験に成功した」と発表し、発射の際の映像を公開しました。


映像には、片側8輪の移動式発射台で運ばれた弾道ミサイルが垂直に立ち上げられたあと、オレンジ色の炎を吹き出しながらごう音とともにまっすぐ上昇していく様子が、さまざまな角度から捉えられています。


北朝鮮が「火星14型」を発射したのは今月4日以来で、発表では高度が前回を900キロ余り上回り、3724.9キロに達したとしたうえで「射程を伸ばすために増やしたエンジンの特性と、改善された誘導・安定化システムの正確性や信頼性が実証された」と強調しました。


また今回の目的については「最大の射程をはじめ、兵器システムの技術的特性を最終確認するためだ」とか「最大の射程を想定して発射したのは分別を失ったアメリカに厳重な警告を送るためだ」と主張するなど「最大の射程」という表現を繰り返し使っています。


さらにキム委員長は「アメリカ本土全域が射程圏内にあることがはっきりした」として、射程が大きく伸びたと自信を示すとともに「アメリカがたび重なる警告にもかかわらず核のこん棒を振り回すなら、われわれが見せつけた核武力でたっぷりとしつけてやろう」と述べ、トランプ政権を強く威嚇しました。