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連邦捜査局FBI)が7月終盤、2016年の米大統領選でトランプ陣営の幹部を務めたポール・マナフォート氏のワシントンDC郊外にある自宅を家宅捜索し、書類などを押収していたことが明らかとなった。マナフォート氏の広報担当が9日明らかにした。


家宅捜索はモラー特別検察官が進めるロシアの米大統領選干渉疑惑を巡る捜査の一環で、7月26日未明、事前通告なく行われたという。


米紙ワシントン・ポストによると、捜索令状は幅広い項目が対象となっており、モラー特別検察官と共に捜査を進めているFBIの捜査官が家宅捜索を行った。


捜査官らは税金関係の書類や外国銀行との取引記録などを捜索していたと、ニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。


FBIからはコメントを得られていない。モラー特別検察官の報道官は家宅捜索について確認することを差し控えた。


トランプ大統領が公約に掲げる前のオバマ政権が導入した医療保険制度、いわゆるオバマケアの見直しについて、与党・共和党の上院トップのマコネル院内総務は、8日に行った講演で、「大統領は、民主主義のプロセスで、物事が決まるスピードについて過度な期待を抱いていた」と述べ、議会に対する理解が足りないと批判しました。


これに対し、トランプ大統領は9日、ツイッターに「マコネル議員は、私が過度の期待を抱いていたと述べたが、そうは思わない。オバマケアをこれまで7年間も審議しながらなぜ終わらないのか」と投稿し、共和党として反対を主張し続けているものの議会で何もできていないとマコネル氏の指導力を厳しく非難しました。


トランプ大統領は、オバマケアを見直す法案が議会で相次いで否決され、見直しが暗礁に乗り上げていることをこれまでもたびたび批判し、いらだちを見せていました。


しかし、今回は、みずからの公約を実現していくうえで協力が欠かせない身内の与党の議会指導者と互いに非難し合う異例の事態となっていて、アメリカメディアは「ホワイトハウスと議会との亀裂が深まっていることのあらわれだ」と伝えています。