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福田元総理大臣は、日本記者クラブで記者会見し、北朝鮮問題の解決には、関係国による協議が不可欠だとしたうえで、日本がアメリカや中国などに対し、協議を働きかけていく必要があるという認識を示しました。
この中で、福田元総理大臣は、北朝鮮による核・ミサイル開発について、「北朝鮮が核を持つことだけは何としても避けなければならない。そのためには、結局、関係する国々が、お互いに話し合いをするしかない」と指摘しました。


また、福田氏は「中国はすぐ隣の国なので、遠いアメリカが口を出して影響力を行使することを好ましくないと考えるだろう。日米韓でスクラムを組んでしまえば、中国包囲網の形になってしまう懸念もある。中国を説いていかなければ、解決の道は出てこない」と述べ、北朝鮮問題の解決には、中国の関与が欠かせないと強調しました。


そのうえで、福田氏は「アメリカと中国の間で、話し合いをしっかりやってもらわないといけないし、そのために日本が働きかけをすることも必要だろう。日本が、どうして関係国の話し合いの仲介をしないのかと感じる」と述べました。

特報!|増田俊男の時事直言!

今回の日本上空通過ミサイル発射は、自衛隊ミサイル防衛装備イージス艦洋上配備、PAC-3迎撃ミサイルの4県設置が理由。これだけ万全の処置をしても全く機能しないことを見せつけ、国民を恐怖のドン底に陥れる為。中期防では前記THAAD装備等のみならず先制攻撃能力保持の為の装備等でNATO並みのGDP比2%(現在の5兆円から10兆円へ)の防衛費倍増の必要性を訴えている。北朝鮮の対日脅威の増大は日本の自主防衛(米軍撤退後)と日本の再軍備並びに核装備で対中対峙を日本に望むアメリカにとっても好ましい。
金正恩の言う「アメリカの出方」とは対日売り上げ倍増のロッキード・マーチンからの謝礼のこと。北朝鮮の次なる挑戦は建国記念日9月9日の核実験で日本核攻撃に十分な核弾頭を保有していることを証明して見せ日本に核武装を検討させること。日本が再軍備と核なしで中国に対峙することなどあり得ない。
もし安倍首相が北朝鮮に本気で怒っているかに見せているなら普通の政治家だが、本気なら良家のボンボンに過ぎない。


北朝鮮が8月29日早朝、日本上空を越えるミサイルを発射した問題について、韓国・釜山大学のロバート・ケリー准教授に尋ねた。


今回のミサイル発射は日本への腹いせ、日本の一般市民を脅かし、米韓を牽制(けんせい)することが狙いだっただろうと、教授は言う。