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これはスペイン外務省が31日、発表したもので、それによりますと北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、マドリードに駐在する北朝鮮の大使を呼び、国連安全保障理事会の決議に違反し、地域の平和と世界の安全保障を脅かす行為だとして非難したということです。


そのうえで、ミサイル発射を繰り返すことは2国間の関係に影響を及ぼすと警告していたにもかかわらず、北朝鮮は国際社会が求める朝鮮半島の非核化を拒絶し、地域の緊張を高めていると指摘するとともに、スペインからの外交官の退去処分を伝えたとしています。


スペインの地元紙によりますと、マドリード北朝鮮大使館には大使と外交官2人の合わせて3人が駐在していて、今回の退去処分ではこのうち1人が対象になるということです。