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ミャンマー西部ラカイン州では先月下旬からロヒンギャ武装勢力と治安部隊の戦闘が続き、国連の推計で16万人を超えるロヒンギャの住民が隣国のバングラデシュに避難するなど被害が広がっています。


この問題についてアウン・サン・スー・チー国家顧問はこれまで積極的な発言を避けてきましたが、7日、インドのモディ首相と最大都市ヤンゴンを訪れた際、メディアの取材に応じました。


スー・チー氏は「だれもが法の下で守られるようにしたい」と述べ、ロヒンギャの人たちの保護に取り組む姿勢を明らかにしました。


ロヒンギャの人たちは軍事政権の時代から国籍を与えられないなど差別的な扱いを受け、問題の解決に向けては現在の国籍法を改正するなどの抜本的な対策が求められています。


スー・チー氏は「ラカイン州の問題は何十年も前から続く非常に大きな挑戦だ。われわれが政権を取ってからわずか18か月ですべてを解決しろと期待されるのは少し不合理だと思う」とも述べ、国際社会からの批判に対し弁解しました。