ロシアとトルコ 両大統領が会談 関係強化を強調 #nhk_news https://t.co/x3fcYuwDId
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月28日
トルコの首都アンカラを訪問したロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は28日、首脳会談を行いました。シリアの内戦をめぐってアサド政権を支援するロシアと反政府勢力を支援するトルコは、ことし5月、停戦の徹底に向けて「非戦闘地域」を設けることで合意しています。
会談のあとの記者会見で、エルドアン大統領は「シリア内戦の政治的解決に向けて緊密に協力していくことを再確認した」と述べました。
これに対しプーチン大統領も「シリア問題の解決を目指し協力を深めるため、両国の外務省や軍、特務機関がお互いに連絡を密にすることで一致した」と述べ、内戦の終結に向けてさらに関係を強化していく姿勢をともに強調しました。
ロシアとトルコは、おととし11月のトルコ軍によるロシア軍機の撃墜で関係が悪化していましたが、最近では経済関係も撃墜の前の水準まで回復するなど結びつきを強めています。ロシアとトルコの軍事協力をめぐっては、トルコがロシアの地対空ミサイルシステムを購入することを決め、これにNATO=北大西洋条約機構が懸念を示していますが、この日の会見では言及はありませんでした。