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ロシア議会下院で国際問題を担当する委員会に所属するモロゾフ議員は、北朝鮮側の招待で今月2日から6日まで首都ピョンヤンを訪問し、最高人民会議キム・ヨンナム金永南)常任委員長などと会談しました。


モロゾフ議員は9日、モスクワでNHKのインタビューに応じ、キム常任委員長が会談で、近くICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験を計画しているとしたうえで、計算式を用いて、アメリカ西海岸にも到達可能だと主張したことを明らかにしました。ただ、発射実験の時期については、言及しなかったということです。


また、モロゾフ議員は「北朝鮮側は、『核・ミサイル開発そのものには関心はない。アメリカが強要している』と説明した」と述べ、核・ミサイル開発を加速させるのは、アメリカの圧力に対して自衛するためだと主張したということです。


一方、モロゾフ議員は、キム常任委員長みずからが発射実験の計画を説明したことについて「ロシアを通して国際社会に北朝鮮への制裁を強化しても効果はなく、別のアプローチが必要だというシグナルを送りたかったのではないか」と指摘しました。