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FRBは11日、先月開いた、金融政策を決める会合の議事録を公表しました。それによりますと、物価の伸びの鈍化が一時的かどうかについては意見が分かれているものの、参加者の多くが「中期的な経済の見通しが大きく変わらなければ、年内にあと1回の利上げが行われる」と考えていることがわかりました。


このため、市場では、FRBは、物価の動向に加え、ハリケーンの被害によって減少に転じた就業者数の動向などを見極めながら、12月の会合で、追加の利上げを行うという見方が多くなっています。


また、会合ではFRBが市場に大量の資金を供給する量的緩和策で膨らんだ資産規模を段階的に縮小していくことを決めたことについて、「金融市場への影響は、限定的だろう」という指摘が出されました。

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