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FRBは、今月2日まで開いた金融政策を決める会合の議事録を23日、公表しました。


この中では、ほとんどの参加者が、雇用の伸びや物価の上昇を伴った景気の拡大を受けて、「早期に金融引き締めの次の対応を取るのが適切になる」と指摘しました。


このため市場では、来月の会合で、ことし3月以来となる追加の利上げが行われるのは確実だという見方が広がっています。


一方、何人かの参加者は「最近の賃金の動向から、労働市場が過熱しているという証拠はほとんど見られない」として、雇用の増加にもかかわらず、賃金は緩やかな伸びにとどまっているという認識を示しました。


また、貿易摩擦をめぐる不透明感が、企業の投資意欲を損なう可能性があるとして、トランプ政権の通商政策が、景気に与える影響に警戒感を示しました。


市場では、来月の会合でFRB新興国の通貨安などの影響も見極めながら、今後の利上げのペースについてどのような想定を示すかに注目が集まっています。

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