ISの“首都”ラッカの9割が解放 作戦完了間近か #nhk_news https://t.co/yTHHeqYsQy
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年10月15日
過激派組織ISが首都と位置づけるシリア北部のラッカでは、クルド人勢力を主体とするシリア民主軍が、アメリカ主導の有志連合の支援を受けて攻略作戦を進めています。
シリア民主軍は15日、声明を出し、これまでにラッカ市内のおよそ9割を解放し、市民およそ550人を新たに救出したと発表しました。
一方、今回の作戦では、シリア民主軍とISの交渉も行われ、撤退に応じたISのシリア人戦闘員275人とその家族がラッカの外に脱出することを認められました。
脱出した戦闘員らは、今もISの拠点が残るシリア東部のデリゾール県に向かったと見られています。
これによって、ラッカに残るISの戦力は、外国人戦闘員と撤退に応じなかった一部のシリア人戦闘員だけとなり、シリア民主軍はラッカを攻略する作戦の完了が間近に迫っていると強調しました。