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ドイツの首都ベルリンで24日、先月行われた議会選挙のあと、初めてとなる連邦議会が開会しました。


新しい議長に選ばれたショイブレ前財務相は演説で、第3党に躍進して初めて国政に進出した新興の右派政党「ドイツのための選択肢」を念頭に、「議会での議論のしかたが、社会での議論の見本になるようにしたい」と述べ、建設的な審議を進めるよう協力を求めました。


ところが、議会では、各政党から1人ずつ出す副議長をめぐって、右派政党の候補が反対多数で3度にわたって否決され、初日から審議が紛糾する異例の事態となりました。この候補はイスラム教に批判的な発言をしたことで知られていて、右派政党の副議長人事をめぐっては今後も審議が続く見通しです。


一方、右派政党のガウラント副党首はNHKの取材に対し、「これまで、意見が議会に届かなかった人たちがいた。これからそれは変わるだろう」と述べて難民問題などをめぐる既存政党との対決姿勢を改めて強調し、議会内の対立が早くも浮き彫りとなっています。