北朝鮮ミサイル 過去最も高い高度に 防衛省 #nhk_news https://t.co/RgCsDfMwy2
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月28日
安倍首相 トランプ大統領と電話会談 #nhk_news https://t.co/rnkFAvvon2
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月28日
北朝鮮が29日未明、弾道ミサイルを発射し、青森県西方の日本のEEZ=排他的経済水域に落下したものと見られています。これを受けて、安倍総理大臣は、29日午前6時35分ごろからおよそ20分間にわたり、総理大臣官邸でアメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。
この中で、安倍総理大臣は「北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、核・ミサイル開発を執拗に追求していることが明らかになった。ミサイルは日本上空を通過しなかったが、4000キロメートルをはるかに超える過去最高の高度に達する軌道で、およそ50分間飛しょうした。ICBM=大陸間弾道ミサイル級の射程を有していたと思われる」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「ミサイルの発射は断じて容認できず、日米、日米韓で結束して対応したい」と述べるとともに、アメリカ政府が北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定したことを高く評価する考えを伝えました。
これに対し、トランプ大統領は、今回のミサイル発射に対して強い懸念を示したうえで、「圧力をさらに高めていく必要がある」と述べました。
そして、両首脳は、中国のさらなる役割が重要だという認識で一致するとともに、日米同盟のもと、北朝鮮の脅威に対処するための能力向上をさらに進めるなど、一層の圧力強化に取り組んでいくことや、国連安全保障理事会で日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。
【速報 JUST IN 】トランプ大統領「われわれは対処していく」 #nhk_news https://t.co/1lAqovX6C4
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月28日
トランプ大統領は、北朝鮮によるミサイル発射を受けて28日、ホワイトハウスで記者団に対し「この状況にわれわれは対処していく」と述べました。
そのうえで今回のミサイルの発射によって北朝鮮への対応が変わるかどうか記者団から問われたのに対し、「われわれの対応は何も変わらない。非常に深刻な事態だととらえている」と述べ、北朝鮮に対する圧力を最大化するというアメリカの方針を維持していく考えを強調しました。
またその場に同席したマティス国防長官は「北朝鮮はICBM=大陸間弾道ミサイルを発射し、北朝鮮がこれまでに撃ったどのミサイルよりも高く飛んだ。北朝鮮によるミサイル開発は世界や地域の平和とアメリカを危険にさらす」と述べ、非難しました。
トランプ政権は先週、北朝鮮をテロ支援国家に再指定していて、北朝鮮に対する圧力を強めるため引き続き、各国に協力を呼びかけるものとみられます。
After North Korea missile launch, it's more important than ever to fund our gov't & military! Dems shouldn't hold troop funding hostage for amnesty & illegal immigration. I ran on stopping illegal immigration and won big. They can't now threaten a shutdown to get their demands.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年11月29日
米大統領 ミサイル発射で民主党に米軍予算への協力訴え #nhk_news https://t.co/0WyATUoVjz
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月29日
トランプ大統領は来月、今の暫定予算の期限が切れ、新たな予算案を成立させる必要があることから、28日、ホワイトハウスで議会上下両院の与野党の幹部と会合を開く予定でした。
しかし、これを前にトランプ大統領はツイッターに「民主党は、不法移民を審査せずに入国させ、税金は上げたがっており、問題だ。私は取り引きしない」と書き込みました。
これに対し、民主党の上院トップのシューマー院内総務らは声明を出し、「合意をもたらさないショーの会合には出席しない」と反発し、会合を欠席しました。
トランプ大統領は記者団に対し「民主党は口ばかりで行動しないが、今回は議論さえしなかった」と批判したうえで、予算案が成立せず、政府機関が一部閉鎖する事態になれば民主党を非難すると述べました。
さらにツイッターに「北朝鮮によるミサイル発射のあと、政府やアメリカ軍の予算をつけることはこれまで以上に重要だ」と書き込み、民主党も協力すべきだとけん制するなど、対立が激しくなっていて、今後の審議に影響を与える可能性も出ています。
【速報 JUST IN 】北朝鮮 重大報道で「『火星15型』の発射実験に成功」 #nhk_news https://t.co/1pxYpxKfhe
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月29日
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は日本時間の29日午前3時17分ごろ、西部のピョンアン(平安)南道ピョンソン(平城)付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。
これについて、北朝鮮は日本時間の午後0時半から、国営テレビの「重大報道」を通じて政府声明として、「キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、アメリカ本土全域を攻撃できる超大型の核弾頭の装着が可能な新型のICBM=大陸間弾道ミサイル『火星15型』の発射実験に成功した」と発表しました。
発射は、通常より角度をつけて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」が用いられ、「予定どおりの軌道を53分間にわたって飛行し、高度4475キロメートルに達した。アメリカなどによるさまざまな圧迫にもかかわらず、発射に成功したことは朝鮮人民の勝利だ」としています。
北朝鮮はことし7月にICBMと主張する「火星14型」を2発相次いで発射していますが、「火星15型」の発射を発表したのは、これが初めてです。
北朝鮮が弾道ミサイル発射 ICBM級か 防衛省分析進める #nhk_news https://t.co/WVts9SQvGl
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月29日
北朝鮮が発射した弾道ミサイルは最高度4千キロ以上、米国全土に届きうる。イージスは5百キロ、パトリオットは30キロの高度までしか迎撃できない。日本からの迎撃は不可能。米国に届く前に迎撃できる確率は50%以下。先制攻撃騒動が再燃し、米韓関係がさらに悪化しそう。https://t.co/zRbwtjCF0r
— 田中宇 (@tanakanews_com) 2017年11月29日
「いまや北朝鮮は核兵器を保有し、その核を使用するかもしれないのです。犠牲は甚大で、94年と桁違いの被害をもたらします。北朝鮮への先制攻撃は実行可能とは思えません」
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2017年11月29日
(安保考)どうする北朝鮮問題 元米国防長官、ウィリアム・ペリーさん:朝日新聞デジタル https://t.co/EqaxUbCa9P
今日の「朝日」のペリー米元国防長官の北朝鮮問題についての発言は実に示唆に富むものです。ご一読をお勧めします。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日
「日本の指導者は、外交の失敗がもたらす帰結を理解する必要があります。外交の不在や見境のない発言は、戦争に、非常に壊滅的な核戦争に突入する条件を醸成してしまいます」(続く)
(続き)「実行可能な軍事オプションがあるなら、私もそれを薦めるかもしれませんが、(実際のところ)そんな解決策はないのです。私が驚くのは、実に多くの人が戦争がもたらす甚大な結果に目を向けていないことです」(続く)
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日
(続き)「戦争は日本にも波及し、核(戦争)になれば、その被害は(韓国にとって)朝鮮戦争の10倍に、(日本にとって)第二次世界大戦での犠牲者数に匹敵する大きさになります」(続く)
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日
(続き)「我々は外交を真剣に検討すべきです。私は安倍首相に、トランプ大統領との議論で、こうしたことを促すことを期待しています」。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日
94年の北朝鮮の核危機の際、軍事攻撃を本格検討しながら、最後は直接対話に踏み切った元米国防長官の発言を、重く受け止めるべきです。
ペリー氏のこの言葉も素晴らしい!
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日
「(核兵器禁止)条約が採択されてよかった。発信することに価値がある。200年以上前、米国の建国の父は(独立宣言で)『すべての人間は平等に造られている』とうたいました。当時は奴隷もいて、女性投票権もなかったが、目標をもつことが推進力になるのです」。
私は、米国の覇権主義の政策に反対しますが「反米主義者」では決してありません。人類で初めて民主共和国を創建し人権宣言を行った米国の偉大な民主主義の歴史と伝統には、強い尊敬を抱いています。ペリー氏の発言にも伝統の香りを感じました。私が求めているのは対等・平等・友好の日米関係なのです。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年11月29日