アッバス議長とエジプト大統領会談 ”権利守る行動必要” #nhk_news https://t.co/FMZXQKlxKQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月11日
パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長は11日、エジプトの首都カイロでエジプトのシシ大統領と会談し、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めた問題について意見を交わしました。
エジプトは他のイスラム諸国などと同じくトランプ大統領の決定に反対していて、会談でシシ大統領は、将来、パレスチナが国家を樹立する際にエルサレムを首都と位置づけることを改めて支持したということです。
そして、パレスチナ人の権利を守るため双方がより高いレベルで協力し、具体的な行動を起こす必要があるという認識で一致したとしています。
エジプトはイスラエルと国交がある数少ないアラブの国の一つで、中東和平ではアメリカと歩調を合わせており、パレスチナ側としては、エジプトの協力を得て決定を見直すようアメリカに圧力を強める狙いがあると見られます。
アッバス議長は13日にはトルコで開かれるOIC=イスラム協力機構の首脳会議にも出席し、パレスチナの立場を訴える方針です。