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アメリカの有力紙ワシントン・ポストなどは、23日の電子版で、FBI連邦捜査局のマケイブ副長官(49)が来年3月にも引退すると報じました。


ケイブ副長官は、去年の大統領選挙中、民主党クリントン国務長官が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題の捜査を担当していましたが、捜査の結果、クリントン氏が訴追されなかったことに対して、トランプ大統領は「不正が行われた」などと批判していました。


報道を受けて、トランプ大統領は、ツイッターに「マケイブ副長官はクリントン氏のいんちきの捜査の担当者だ」などと書き込み、改めて批判しました。


FBIをめぐっては、トランプ大統領がいわゆるロシア疑惑を捜査していたコミー長官を解任したあと、新しい長官が起用されています。


副長官が引退すれば、幹部の刷新が進むことになり、FBIがトランプ政権からの介入を排除し独立性を守れるのか注目されます。