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ミャンマーの裁判所は、今月、ロヒンギャの人たちへの迫害の問題を取材していたロイター通信の記者2人に対し、治安当局の機密文書を不正に入手したとして国家機密法違反の罪で禁錮7年を言い渡し、国連や欧米各国、ジャーナリスト団体などから「報道の自由を脅かすものだ」と批判が出ています。

この判決について、アウン・サン・スー・チー国家顧問は、ベトナムの首都ハノイで開かれた「世界経済フォーラム」主催の会議の中で、「裁判は公開の法廷で行われている。もし、間違った判断だというならどこが間違っているのか指摘してほしい」と述べました。

そのうえで、「彼らが有罪になったのはジャーナリストだからではなく、国家機密法に違反したと裁判所が判断したからだ」と述べ、判決は法律に基づくもので「報道の自由の問題とは無関係だ」と反論しました。さらに「法の支配を信じるならば、控訴して判決のどこが間違っているのか争う権利がある」と述べ、2人の記者の釈放を求めるなら、あくまで裁判で争うべきだという考えを強調しました。