米韓首脳会議 FTA見直しで合意 韓国が大きく譲歩 #nhk_news https://t.co/8tPnjSMyv8
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月24日
アメリカのトランプ大統領は、韓国との間で結んでいるFTA=自由貿易協定が原因でアメリカの貿易赤字が膨らんでいると主張し、協定の見直しを要求してきました。
トランプ大統領は24日、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領とニューヨークで会談し、両国の協定を見直すことで合意して文書に署名しました。
協定には、アメリカが自国の安全基準で製造した自動車をメーカーごとに現在の年間2万5000台から2倍となる5万台まで韓国に輸出できることなどが定められており、韓国側が大きく譲歩した形です。
トランプ大統領は「これまでの政治家は米韓両国の破綻した貿易関係を修復するために何もしてこなかったが、私は就任したその日から取り組んできた。この合意は歴史的な転換点になるだろう」と述べ、みずからの成果だとアピールしました。
トランプ大統領は議会の中間選挙を11月に控え、貿易赤字の削減に向けて中国をはじめ、各国との間で貿易摩擦が深刻化することも辞さない強硬な姿勢を示しており、26日の日米首脳会談でも貿易分野での協議の行方が焦点となっています。