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米中両国は貿易摩擦について協議するため、6月以来途絶えていた閣僚級の協議を再開する方向で調整を進めていました。

中国商務省の王受文次官は25日の記者会見で、アメリカが24日、中国からの2000億ドルの輸入品に関税を上乗せするこれまでで最大の制裁措置を発動したことについて、「首に刃物を突きつけたような状況で、どうやって話し合いをしようというのか」と述べ、アメリカ側を強く批判しました。

そのうえで「これまでの協議で、両国は多くの共通認識を得て共同声明も発表したにもかかわらず、アメリカはそれらをすべて破棄して制裁措置に踏み切っており、話し合いを進めようがない」と述べ、協議の再開は難しいという認識を示しました。

さらに王次官は「双方が対等で誠意を持ち、約束を守る精神があって初めて協議を通じた解決が得られる」と述べ、再開するには制裁を強めるアメリカ側が態度を改める必要があると指摘しました。

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