南太平洋の島国ナウルの大統領 国連で中国を再批判 #nhk_news https://t.co/9LseuHqlzH
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月27日
ナウルのワンガ大統領は、今月上旬にナウルで開かれていた「太平洋諸島フォーラム」の一連の国際会議で、中国の代表団が別の国の首相の発言を遮ったことに対し「横柄だった」と批判して、謝罪を求めていました。
これに対して、中国外務省は事実と全く異なると主張し「謝罪すべきなのはナウルの側だ」と強く反発して、批判の応酬が続いていました。
これについてワンガ大統領は26日、ニューヨークで開かれている国連総会の演説で再び取り上げました。
このなかで、ワンガ大統領は「小さく弱い国の主権や太平洋地域の首脳に、全く敬意を示さなかった国には発言を譲るよう丁重に促した」と述べ、名指しをしなかったものの、中国を改めて批判しました。
ナウルは一時、中国と国交を結んでいたことがありますが、その後、断絶し、現在は台湾と外交関係を結んでいます。
太平洋島しょ国をめぐっては、中国が巨額の援助を通して一部の国々の間で影響力を強めていることに懸念も高まっていて、ワンガ大統領はこうした現状も踏まえて反発しているものとみられます。