生活保護支給額 あすから見直し 受給世帯3分の2で引き下げ #nhk_news https://t.co/IuKlsd0Yax
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月29日
生活保護のうち食費や光熱費などの生活扶助の基準額は、5年に1度、所得の低い一般世帯の生活費と比べたうえで見直されます。
今回の見直しは来月1日から再来年の10月にかけて、3回に分けて段階的に行われ、受給世帯の67%、およそ3分の2で生活扶助の支給額が引き下げとなる見通しです。
見直しの内容は、住んでいる地域や家族構成などによって異なり、このうち東京23区などの大都市部では、中学生と小学生の子どもが2人いる夫婦の世帯で、児童の加算を含め月20万5000円の支給額が来月から20万2000円に、再来年には19万6000円に引き下げられます。
また、大都市部の65歳の単身世帯では、月8万円が来月から7万8000円、再来年には7万6000円に引き下げられます。
一方、地方の町村部などでは、支給額が引き上げられる世帯もあります。
今回の見直しで、生活扶助の国の負担金は合わせておよそ160億円削減されますが、引き下げられる世帯からは、生活の苦しさを訴える声が上がっています。