» 森を育てるようにヒトを育てる。(続・連載「パックス・ジャポニカへの道」) | IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所
余り大っぴらには語ってこなかったがそもそも私が独立系シンクタンクである弊研究所を立ち上げようと考えるにあたり、重大な契機となったのは「若者たちに対して真実を教えたい」という気持ちが沸き上がってきたからだった。丁度その頃、私は外務省で北朝鮮班長を務めていた。その時同時に公務とは全く別のところで米国勢の内奥であるユダヤ勢のセファラディの勢力(American Sephardic Elite)と接点を持つことになり、本当のグローバル・ガヴァナンスを知るに至ったのである。
当時の私の耳に入って来る「本当のこと」は我が国のマスメディアが語る「事実報道」とは余りにもかけ離れていたのである。
今こそ必要なのは「新しい教養」の習得である。小手先ではなく深淵なる人文科学の素養(哲学・宗教・歴史・文学など)をベースとしながら最新鋭の金融資本主義とデジタル経済の「動く現実」を学び、そこで大量に流されている生の情報(information)からその意味(intelligence)をつかみとる術を身につけなければならない。大学ではこの「一番の重大事」を学ぶことはできない。
早ければ2018年、遅くとも2020年に世界秩序は激変する。要するに「これまでの常識」が非常識へと急に転ずる一方、「これまでの非常識」が常識へと一変するのである。しかもその時、そうした激変現場となるのが他ならぬ私たちの国・ニッポンであり、そのことを通じて私たち日本勢は世界秩序の中心へと躍り出る可能性が濃厚なのである。
世間は「安倍一強」と騒いで久しいがこれから我が国はいよいよ、来る2020年春頃までに向けて奈落の底へと落ちて行く。巨大地震の発生や台風の連発といった天変地異が轟然と生じ続ける中で我が国の「国体」勢力は徹頭徹尾追い詰められて行くのである。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/29/200544(植田紳爾)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/28/200152(憲法学のあり方)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/23/200042(「2018年10月15日・日本株瓦落説」とは何か。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180110/1515581084(入試ミスが大問題になる大元には、大学が学生・社会との関係で担ってきたのが教育よりもスクリーニングという点にあるように思う。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20170829/1504004046(東洋式人間学)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20150526/1432637451(日本で思想が大学の外にあるのは、大学制度そのものが明治国家の近代化のため短期間で作られたもので、そこから排除された文化的精神的な伝統が膨大だからです。)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20150308/1425810844(『横井平四郎さんなあ、実学なさる。』)