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イラン南西部のアフワズでは、先月22日、武装グループが軍事パレードに乱入して銃を乱射し、精鋭部隊の革命防衛隊の兵士など25人が死亡して、過激派組織IS=イスラミックステートと、イランで分離独立運動を展開するアラブ系組織が犯行を主張しています。

事件を受けて、革命防衛隊は1日、声明を発表し、報復措置として中距離弾道ミサイル6発を発射して、シリア東部の過激派組織の拠点を攻撃し、事件に関わった関係者を殺害したと発表しました。

内戦が続くシリアでは、アサド政権が軍事的に優勢に立っているものの、東部の一部は今なおISが支配し、抵抗を続けています。

声明はさらに「悪の行為に鉄ついを下す準備はいつでもできている」として、さらに強力な措置を取ることも辞さないと警告しています。

事件をめぐってイランは、アメリカが支援する湾岸諸国も犯行グループに資金面で協力したなどと主張していて、軍が報復措置に踏み切ったことで、今後地域の緊張が高まることも懸念されます。

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