プーチン大統領の平和条約提案 「日ロ対話に影響少ない 」 #nhk_news https://t.co/PGXFHNfA1k
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月1日
ロシアのプーチン大統領は先月開かれた国際会議で、日本との間で、いかなる前提条件も付けずに、年末までに平和条約を締結することを提案し、その真意をめぐってさまざまな臆測が出ています。
これについてロシア政府の高官はNHKの取材に対し、あらかじめ用意された原稿などはなかったことを明らかにしました。
そのうえでプーチン大統領の発言について、安倍総理大臣が直前に、中国の習近平国家主席など会議の参加者を前に、平和条約締結への協力を呼びかけたことから、プーチン大統領がこれに応じる形でとっさに発言したものだという見方を示しました。
この政府高官は、平和条約をめぐる問題は2国間で議論すべきで、首脳会談でも建設的な議論ができたと認識していただけに、安倍総理大臣の呼びかけの意図をはかりかねたとしています。
ただ、政府高官によりますと、プーチン大統領は北方領土問題の解決に力を入れる安倍総理大臣の立場をよく理解しているということで、日本がプーチン大統領の提案を受け入れなくても、日ロ間の今後の政治対話に影響を与える可能性は低いという見方を示しています。
ロシアのプーチン大統領による日本との平和条約締結をめぐる提案についてさまざまな臆測が出るなか、大統領側近のパトルシェフ安全保障会議書記が来日し、谷内国家安全保障局長との会談が行われる見通しです。
日ロの政府関係者によりますと、プーチン大統領の側近のパトルシェフ安全保障会議書記は1日、来日し、4日までの滞在中に政府の国家安全保障局の谷内局長と会談を行うということです。
会談では、ことし8月、モスクワで行われた森外務審議官とモルグロフ外務次官などとの協議を踏まえ、安全保障をめぐる日本とロシアの2国間の問題について協議するとみられます。
日ロ関係をめぐっては先月、プーチン大統領が日本との間で、いかなる前提条件もつけずに、年末までに平和条約を締結することを提案し、発言の真意をめぐってさまざまな臆測が出ています。
このため今回の会談でも、この提案について意見が交わされるのか、注目されます。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/21/200120(米軍は、戦後も日本を占領下に置いたままにするために、北方領土問題、尖閣問題、竹島問題を計画的に残したままにして、ユーラシアで日本だけを孤立させる戦略を取って来た。)