プーチン大統領「制裁強まれば抑制を解く」欧米をけん制 #nhk_news https://t.co/I0KFJIJSnO
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月3日
プーチン大統領は3日、首都モスクワで開かれた国際会議に出席し、ウクライナ情勢をきっかけに欧米から受けている制裁について発言しました。
この中でプーチン大統領は「制裁をするなら、やれるだけの制裁をできるだけ早くしてくれたほうがロシアにとってはよい」としたうえで、「そうすればわれわれは抑制を解き、最も効果的な方法で国益を守る」と述べ、欧米をけん制しました。
ただ、プーチン大統領の強気の発言とは裏腹に、ロシアでは長引く制裁の影響でルーブル安が続き、物価が上昇するなど、市民生活への影響が深刻化しています。
また3日には、年金の受給年齢を引き上げる年金改革法案が議会上院で可決され、支持基盤だった年金生活者の間でも政権批判が強まることが予想されています。
このためプーチン大統領は、アメリカのトランプ大統領については「国民が彼を選んだのだ」と非難の度合いを弱め、首脳どうしの個人的な関係を通じて制裁緩和に向けた道筋を探りたい意向も示しました。
プーチン氏、元情報機関員を批判 - 英襲撃事件で「裏切り者」とhttps://t.co/EIExx90mrV
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2018年10月3日
ロシアのプーチン大統領は3日、英国南部で3月に神経剤で襲撃された元ロシア情報機関員スクリパリ氏を「しょせんひきょう者、祖国の裏切り者にすぎない」と批判した。モスクワで開かれたエネルギー関係の会合で質問に答えた。
この事件に関し、プーチン氏が二重スパイだったスクリパリ氏を直接批判したのは初とみられる。プーチン氏は「事件を巡り一大情報戦が繰り広げられた」と指摘、「騒ぎが早く終わるに越したことはない」と述べた。
英政府は、スクリパリ氏はロシア製の神経剤ノビチョクで襲われたとしてロシアを非難、ロシア側は関与を否定している。