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ロシア法務省20日、テレビ局「ドシチ」とインターネットニュースサイト「バージヌイエ・イストリイ」(重要な話題)の二つの独立系メディアを「外国の代理人」リストに登録した。同省が公式サイトで公表した。「外国の代理人」はソ連時代からスパイ組織に使われてきた呼称。

 ロシアでは9月の下院選を前に、事実上プーチン政権の支配下にある主要メディアと一線を画して客観報道を続けようとする独立系メディアへの締め付けが強まっている。

 ドシチは10年に放送開始。検閲を拒否し、プーチン大統領を批判して服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏らの主張をたびたび報じている。

ロシアのプーチン政権を批判してきた反体制派の指導者ナワリヌイ氏は去年8月、ロシア国内を移動中に突然意識を失い、搬送先のドイツで血液などを分析した結果、旧ソビエトで開発された神経剤、ノビチョクと同じ種類の物質が検出されました。

事件から1年になるのに合わせて、アメリカとイギリスは20日、共同声明を発表し「ロシアが開発した神経剤の使用によるナワリヌイ氏への暗殺未遂事件を改めて非難する」としています。

そしてロシアに対して、化学兵器禁止条約を完全に順守するよう求めています。

また「ロシア当局がナワリヌイ氏への化学兵器の使用について調査を怠り、信頼できる説明をしなかったことは遺憾だ」としています。

一方、アメリカは20日、ナワリヌイ氏の暗殺未遂事件に関わったとして、ロシア連邦保安庁の職員など9人と2つの団体に対して、資産凍結などの制裁措置を行うと発表し、イギリスも7人に対して同様の制裁措置をとったことを明らかにしました。

去年8月、化学兵器の神経剤で襲われたロシアの反体制派の指導者ナワリヌイ氏については、20日にモスクワで行われたロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相との首脳会談でも議題に上りました。

ナワリヌイ氏は、療養先のドイツからロシアに帰国したあと刑務所に収監されていて、会談後の共同記者会見でメルケル首相は「改めてプーチン大統領に対してナワリヌイ氏の釈放を求めた」と述べました。

これに対してプーチン大統領「彼は自身の政治活動ではなく、外国のパートナーに対する刑事犯罪で有罪判決を受けたのだ」と反論しました。

ナワリヌイ氏をめぐってロシア外務省は18日、事件を利用してロシアの信頼を失墜させようとしているとして、ドイツなど欧米を批判しています。

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