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中国自動車工業協会の発表によりますと、中国の先月の新車の販売台数は239万4100台と、去年の同じ月を11%余り下回りました。
販売台数が去年の同じ月を下回るのは3か月連続です。

日系メーカーでは、トヨタ自動車が去年の同じ月の販売台数を上回ったものの、日産自動車とホンダ、それにマツダは販売台数が減少しました。

工業協会では、今回の販売台数の落ち込みは、去年、景気刺激策として行われていた減税措置が廃止されたことが主な原因だとしています。

ただ、アメリカとの貿易摩擦の激化に伴って、中国の株式市場で株価の下落が続いていることなどが消費者の動向に影響を与えているという指摘も出ています。

ことし1月から先月までの累計の販売台数は、去年の同じ時期を1%余り上回っていますが、記者会見した中国自動車工業協会の許海東秘書長補佐は、「大部分の企業がことしの業績はマイナスになるだろうと予想している」と述べて、市場環境はさらに厳しくなるという見通しを示しました。