トランプ大統領 トルコで釈放の牧師と面会 #nhk_news https://t.co/gzXCI8cEgx
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月13日
アメリカ人の牧師、アンドリュー・ブランソン氏はおととし、トルコで起きた軍のクーデター未遂事件に関わったとして、現地で拘束されて起訴されましたが、12日に釈放されました。
13日にアメリカに帰国したブランソン氏は、家族とともにホワイトハウスに招かれ、面会したトランプ大統領や政権の高官たちに感謝の言葉を伝えました。
これに対して、トランプ大統領は「われわれは長い間、懸命にトルコ側と交渉した」と強調したうえで、釈放を実現させたとして、エルドアン大統領にも感謝の意を示しました。
さらに「アメリカとトルコはこの数か月間、とても厳しい関係だったが、すばらしい一歩になる」と述べて、今回の釈放が関係改善に向けた大きな一歩になるという考えを示しました。
この問題をめぐって、トランプ政権はブランソン氏の解放を求め、トルコに経済制裁を科したほか、戦闘機の売却も凍結するなど圧力を強め、両国の関係悪化はトルコの通貨リラの急落を招きました。
トランプ大統領は釈放を受けて、制裁を解除するかどうかは言及しておらず、今後、両国の関係改善に向けた具体的な措置に動き出すのか注目されます。
アメリカ人の牧師、アンドリュー・ブランソン氏の釈放について、トルコのエルドアン大統領は13日、自身のツイッターに「これまでも言ってきたように、トルコの司法機関が独自に行う判断だ。トルコとアメリカが同盟国として協力し、テロ組織との戦いを続けていくことを願う」と投稿し、釈放は政治的判断ではなく、あくまで裁判所の判断だったと強調しました。
また、同じ日、訪問先のロンドンで取材に応じたトルコのチャウシュオール外相は「われわれはかねてより、この件は制裁や脅しでは解決せず、司法によってしか解決できないと言ってきた。トルコには圧力が効かないことにアメリカは気づいただろうし、気づいたことを願う」と述べ、アメリカの圧力に屈してブランソン氏が釈放されたわけではないという考えを示しました。
WATCH: Pastor Andrew Brunson meets with President Trump in the Oval Office a day after he was released by Turkish officials https://t.co/RE0ltHP7yB pic.twitter.com/yKLAXyMcbV
— CSPAN (@cspan) 2018年10月13日
A proud moment at the Oval Office - joining President Trump in welcoming Pastor Brunson home after two years of wrongful imprisonment. pic.twitter.com/NQ97sULnLU
— John Bolton (@AmbJohnBolton) 2018年10月13日
米大統領 中間選挙に向け牧師釈放をアピール #nhk_news https://t.co/nrxfT1mydL
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月14日
トランプ大統領は13日、トルコで軍のクーデター未遂事件に関わったとして拘束され、12日に釈放されたアメリカ人牧師、ブランソン氏をホワイトハウスに招きました。
トルコから帰国したばかりのブランソン氏と面会したトランプ大統領は「われわれは長い間、懸命にトルコ側と交渉した」と述べ、歓迎しました。
このあと、トランプ大統領は、来月に迫った中間選挙の応援のため、南部ケンタッキー州で開かれた集会で演説し、「数時間前にわれわれは、アメリカ国民の新たな勝利を祝福した」と述べ、ブランソン氏の釈放を報告しアメリカの勝利だと強調しました。
また、「ブランソン氏は今、自由の身で、家族と一緒だ。そして、アメリカの地を踏んでいる」と述べ、外交の成果をアピールしました。中間選挙をめぐっては、上下両院のうち、下院では与党・共和党が多数派を奪われる可能性が伝えられています。
トランプ大統領は、各地で遊説し政権の実績を訴えていて、NAFTA=北米自由貿易協定の見直しや最高裁判所の保守派判事の就任などとともに、今後は、牧師の釈放もアピールし、巻き返しを図る狙いです。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/13/200240(トルコ アメリカ人牧師を釈放 帰国の途に)
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— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年10月14日
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トランプ氏 サウジ国王と電話会談へ ジャーナリスト殺害疑惑で #nhk_news https://t.co/a01f3Cc8GN
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月13日
アメリカを拠点に活動してきたサウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏は今月2日、滞在先のトルコでサウジアラビア総領事館を訪れたあと行方がわからなくなり、館内で殺害されたのではないかという疑惑が出ています。
これについてトランプ大統領は13日、記者団に対し「われわれの希望はカショギ氏が死亡していないことだが、状況はあまりよくないようだ」と述べる一方、「まずは何が起きたのか確認しなければならない」と指摘し、真相の究明が重要だと強調しました。
そのうえで「サウジアラビアのサルマン国王に今夜かあすにも電話する。何が起きているのか尋ねるのは適切だと思っている」と述べ、近く、サルマン国王と電話会談する見通しを明らかにしました。
また、トランプ大統領は去年、サウジアラビアとの間で1100億ドルに上る武器や装備品の売却で合意したことに言及し、「かつてない大きな商談で、45万人の雇用だ。もし売却しなければ、サウジアラビアは中国やロシアから購入するだけだ」と述べて、疑惑の真偽にかかわらず、売却計画は進める姿勢を強調しました。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/13/200242(欧米企業がサウジとの協力取りやめ ジャーナリスト殺害疑惑で)