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スマートフォンが高機能化や画面の拡大に伴ってサイズがだんだん大きくなり、利用者から取り出しにくいとかバッテリーがもたないという声が出ていることを受けて、小ささや薄さを追求して開発を進めたということです。

端末を小さくするため、主な機能は通話とメールに絞り込まれていて、2時間の連続通話が可能だとしています。

NTTドコモでは、スマートフォンと一緒に“2台持ち”するビジネスマンなどの需要を開拓したいとしています。

吉澤和弘社長は「もっと小さくて軽くて、持ち運びが便利な携帯がほしいという要望があった。最近の商品は画面やデザインも似ていて、次に何がうけるのか研究しているところだが、この端末を利用してもらって利用者の反応を見ていきたい」と話しています。

携帯電話は登場してからの30年以上の間に、その形を大きく変えてきました。

1985年に国内で初めての携帯電話として発売されたショルダーフォンは、文字どおり肩にかけて電話をするもので、重さは3キロにも上りました。

その後、携帯電話のサイズは徐々にコンパクトになり、1990年代後半から広く普及していきます。

これらの端末は「ガラケー」と呼ばれ、使わないときに折りたたんでポケットなどにもしまえる折りたたみ式も流行しました。

2004年にはNTTドコモがソニー製の手のひらサイズの端末を発売したこともありましたが、17日発表された端末よりは厚みがあり、凹凸のあるボタン式で、その後、販売は終了しました。

そして、今から10年前の2008年にソフトバンクがiPhoneを販売してからは、タッチパネル式のスマートフォンが主流となっていきます。

スマートフォンは、SNSなどのアプリや高画質な動画を楽しめるよう、画面のサイズがだんだん大きくなっていて、端末としても大きく重たくなる傾向となっていました。