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NTTドコモが手がける「ドコモ口座」は、銀行口座を登録して入金すれば、「d払い」で買い物や送金ができるサービスですが、この口座を通じて全国10の銀行で預金が不正に引き出される被害が相次いでいます。

関係者によりますと、9日までに確認された被害は34件、被害金額は合わせておよそ1000万円に上ることがわかりました。

なかには、合わせて60万円を引き出された人もいるということで、NTTドコモは被害を受けた人への補償について各銀行と協議することにしています。

また、NTTドコモは10日からドコモ口座への新たな登録を全面的に停止しました。

今回の不正引き出しにつながったとみられるドコモ口座を開設する際のなりすましを防ぐため、アプリで利用者の顔写真と、運転免許証などを送ってもらうなど本人確認を強化する対策を取ったうえで、再開の時期を検討するとしています。

NTTドコモが手がける「ドコモ口座」は、銀行口座を登録して入金すれば、「d払い」で(でぃー)買い物や送金ができるサービスですが、この口座を通じて銀行の預金が不正に引き出される被害が相次いでいます。

この問題で、去年5月にも大手銀行のりそな銀行の口座からドコモ口座を通じて預金が不正に引き出されていたことがわかりました。

当時、NTTドコモは銀行口座からドコモ口座に送金できる金額をひと月に100万円から30万円に引き下げ、ドコモ口座と連携しているほかの銀行に対してセキュリティーの強化を呼びかけました。

この当時はドコモ口座を開設できるのがドコモの携帯電話の利用者に限られ、携帯電話番号で十分な本人確認を行っているとして、それ以上の対策はとらなかったということです。

しかし、その後、ドコモの携帯電話利用者以外にもドコモ口座を使えるようにした際に、携帯電話番号を入力しなくても済むようにしたということです。

この結果、本人確認が不十分になったことが今回の不正引き出しにつながった可能性もあるということで、これまでのNTTドコモの対応が適切だったか問われることになりそうです。

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