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この移動式住宅は北海道千歳市の住宅メーカーが災害時などに貸し出しているもので、ことし7月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町で、ボランティアの活動拠点などとしておよそ3か月間使われました。

この移動式住宅2棟が、先月の地震で被害が出た、安平町にある競走馬を育てる牧場に貸し出されることになり、30日、メーカーの担当者ら4人が運び入れ作業に当たりました。

移動式住宅は1棟につき2人が生活できるということで、担当者らは大型のトレーラーに積まれた長さおよそ12メートルの移動式住宅をクレーンを使ってつり上げて、牧場内の空き地に設置していました。

この牧場では従業員4人が牧場内にある寮で生活していますが、地震で寮が半壊し、現在、暖房設備などが使えなくなっているということで、寒さが本格化する前には従業員を入居させたいとしています。

この住宅を手がけたアーキビジョン21製造部の石塚善光部長は「暖房設備なども整っているので、寒さが厳しくなる中、被災した従業員の方が安心して快適に過ごしていただければ」と話していました。