WADA会長 ロシアの資格停止処分解除の正当性主張 #nhk_news https://t.co/voG81aJf5j
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月1日
WADAのリーディー会長は1日、ロンドンでのシンポジウムの後記者会見に臨みました。
会見では2015年から資格停止としていたロシアアンチドーピング機構の処分を、WADAがことし9月に条件付きで解除したことに質問が集中しました。
リーディー会長は、WADAの判断に各国の関係機関やアスリートから批判や懸念の声が相次いでいることについて、「批判している人たちはWADAが秘密裏にロシア側と交渉したなどと言っているが、それは間違っている。難しい判断だったが、正式な手順を踏んで行ってきた」と述べました。
そのうえで、「WADAが何もしなければ事態は何も変わらない。ロシアを排除するのではなく、正しい道に導くことこそがWADAの役割だ」と判断の正当性を主張しました。
今回のWADAの決定は再来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、ロシアの参加の可能性が開ける第一歩とも受け止められていて、今後のロシアや各団体の対応が注目されます。