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昨日は強い風雨の中で、三俣山荘に駆け込んだ。
一夜明け、夜明け前の5時半に食事をしていると、外は白み始めた。
窓から見えるはずの槍ヶ岳は見えず、近くの鷲羽岳も同じく見えなかった。
天気予報では、回復傾向にあったが、自分のいる北アルプスの中心は、遅くなりそうな予感だ。

予定通り出発準備をしていると、外は雨が降り出した。宿泊者のほとんどが今日中の下山のため、レインウエアを着込み、出発をしていく。
中には雷鳥を目的に登ってきた人もおり、雨と濃霧のコンディションに「雷鳥に会いに行ってきます」と喜んで、出発していった。
何日も縦走していると、雷鳥には2日に一回は会うことができる。

昼弁当を山小屋で食べていると、さーと雲が晴れた。

長い1日になるため、お腹一杯朝御飯を頂き、山荘の皆さんに見送られて、気持ちよく出発した。

まずは目の前にそびえる90座目の鷲羽岳へ登る。

1時間ほど山頂からの景色を眺め、続く91座目の水晶岳へと向かう。

水晶小屋を経由して、黒岳とも呼ばれている水晶岳を目指すと、山頂直下で4年前も岩に層のように含まれている天然の水晶を見つけ興奮していたことを思い出した。
そして、今回も同じ場所で、黒い岩に含まれる白い水晶を見つけた。

水晶岳からは裏銀座野口五郎岳や雲の平がよく見える。黒部ダムを挟んで、立山連峰後立山連峰も見事な景色だ。
そして、本日3座目の赤牛岳が見えている。
赤牛岳までは、比較的緩やかなアップダウンを繰り返しながら、牛の背中を歩くような感じで、山頂へと歩き続けた。
水晶岳は黒々した岩、赤牛岳は赤みを帯びた花崗岩で形成されている。
眼下の黒部川を挟んで、目の前には一際大きな薬師岳が見える。特別天然記念物となっている3つのカール(※)は美しく、このカールを見る場所として、赤牛岳は最良の場所だろう。

薬師岳のカール(圏谷群)は不明瞭な「北カール」を入れて4つと数えることもあります。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/03/200530
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180911/1536663858
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180905/1536144701
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180826/1535280282愛宕信仰 - Wikipedia
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180821/1534848738(京都愛宕山にて年に一度の神事に参加することができました)

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