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 今夏の甲子園を沸かせ日本ハムにドラフト1位指名された金足農・吉田輝星投手(17)に、厳しい現実が突きつけられた。15日に秋田市内で入団交渉を行い仮契約を結んだが、契約金1億円、年俸1000万円(推定)。初年度年俸上限の1500万円には届かなかった。

 同じ高卒でも昨年のドラフト1位・清宮幸太郎、2012年の大谷翔平、07年の中田翔らは、上限の契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円でプロ入り。今年のドラフトでも、中日に1位指名され4日に仮契約した大阪桐蔭・根尾昂内野手は上限いっぱいだった。

 そこは、根尾を抽選で外したあとの“外れ1位”という現実がある。吉田も“外れ1位”としては破格の高条件といえる。

 交渉を担当した大渕スカウト部長は「1番に指名したわけではないし、球団として『足りない部分がある』という評価は金額にあらわれている」と晴れの席としては厳しめに言明した。

 「9月のU-18アジア選手権根尾や藤原(大阪桐蔭=ロッテ1位)と接して、野球に集中しないといけないと感じたはず。人前に出るのが楽しいと思うタイプだが、そこは良さでもあり不安でもある。入団しても、サインは全て断らなければいけないくらいの気持ちが必要。活躍してから書けばいい。今までは秋田県のヒーローでよかったが、これからは全国区でやってもらわないといけないから」と大渕部長。甲子園で話題になった“シャキーンポーズ”も1軍で結果を出すまではお預けになりそうだ。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/31/200000(テレ朝・竹内由恵アナ『報ステ』3月降板!?の理由と気になるその後)