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ドイツのマース外相は19日、サウジアラビア人の著名なジャーナリストのジャマル・カショギ氏がトルコにある総領事館で殺害された事件に関わったとして、サウジアラビア国籍の18人を入国禁止にすると表明しました。

18人の名前は明らかにしていませんが、地元メディアはムハンマド皇太子は含まれていないと伝えています。

マース外相は今回の制裁について、イギリスやフランスとも協議したとしています。

制裁の対象となった18人は、ドイツだけでなくヨーロッパ域内で人の自由な移動を認めた「シェンゲン協定」に加盟する26か国への入国も事実上できなくなります。

マース外相は記者団に対し「事件については依然として答えよりも疑問が多い」と述べ、サウジアラビアに対し真相の全面的な解明を求めました。

この事件をめぐっては、アメリカ政府も15日、サウジアラビア政府の高官ら17人への制裁を発表しています。

また、ドイツ経済省は19日、サウジアラビアへの武器の輸出について、すでに政府が許可を出していたものも含めてすべての輸出を停止すると発表し、ヨーロッパ各国と連携しながらサウジアラビアへの圧力を強めていく構えです。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/18/200240(サウジ記者殺害事件 米大統領20日までに詳細な報告書” )