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オンラインで口座を開設する際、これまでは運転免許証など本人であることを証明するものを金融機関に送信したあと、本人確認のため、転送できない郵便で住所に送られてくるキャッシュカードや通帳を受け取る必要がありました。

こうした中、政府は国際競争力をつけるため、取り引きの利便性を高める必要があるとして、より効率的な本人確認の方法を検討する方針を示していました。

これを受けて、本人確認の方法を定めた犯罪収益移転防止法を所管する警察庁は、法律の施行規則を改正しました。

新たに認められるのは、スマートフォンのアプリなどで自分の顔や、顔写真が付いた、本人と証明できるものを撮影して送信し、金融機関がそれらを照合して本人確認を行う方法などです。

これでオンラインの手続きだけで口座が開設できるようになります。これができるようになるのは今月30日からです。