米GM 5工場閉鎖へ 米中貿易摩擦でリストラの見方も #nhk_news https://t.co/17IW7B47Hq
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月26日
発表によりますと、GMはカナダを含めて北米に31ある工場のうち、本社のあるミシガン州デトロイトのハムトラックなど5つの工場を来年中に閉鎖するとしています。
また事務職を4分の1減らすなど従業員の15%を減らすとし、アメリカのメディアによりますと1万4000人余りが解雇される見通しだということです。
今回の経営見直しについて、GMは「電気自動車や自動運転に経営資源を集中するため」としており、今後製造する車種をピックアップトラックやSUV、多目的スポーツ車などに大幅に絞り込んでいく方針も明らかにしています。
今回の発表を受け、収益の改善が見込まれるとしてGMの株価は値上がりしていますが、専門家の間では「GMは主力のアメリカや中国での販売が伸び悩んでいる。中国との貿易摩擦の今後の影響も見越して、余力のあるうちにリストラに踏み切ったのでは」との見方も出ています。
トランプ大統領は26日、記者団に「今回の発表は気に入らない。アメリカはGMのために多くの支援をしてきた」と述べ、強い不満を示しました。