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シリアのアサド政権を支えるロシアとイラン、それに反政府勢力を支援するトルコは、28日から2日間、カザフスタンの首都アスタナで会議を開き、シリア北西部のイドリブ県での停戦の継続や、国連安全保障理事会の決議で定められた憲法委員会の設置などについて話し合いました。

会議のあとの共同声明では、最近の停戦違反に懸念を示し、停戦継続の重要性を強調する一方、憲法委員会の設置については、さらに努力する決意だとしています。

これに対し、会議に出席した国連のデミストラ特使は声明を出し、「憲法委員会のメンバー構成をめぐるこう着状態の打開で、目に見える進展はなく、機会を逃した」としたうえで、「非常に遺憾に思う」と述べました。

憲法委員会をめぐっては、ロシアとトルコ、それにフランスとドイツの4か国の首脳が先月、年内に委員会を設置して、最初の会合を行うよう求めましたが、アサド政権が軍事的に圧倒的な優位を固める中、政治プロセスの進展の見通しはたっていません。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/26/200220(シリアで砲撃 有毒な塩素ガス使用か 市民多数が搬送)