ゴーン前会長 16億円余の送金先 日産と関係深い実業家 #nhk_news https://t.co/EOid6vjMIG
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月27日
日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)は、私的な為替取引での損失をめぐり信用保証に協力した知人の会社に日産の子会社から16億円余りを不正に支出したとして、特別背任の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。
関係者によりますとこの知人はサウジアラビア有数の財閥「ジュファリグループ」の創業家一族出身の実業家で、ゴーン前会長と30年来のつきあいがあるハリド・ジュファリ氏だったことが新たにわかりました。
ジュファリ氏は2008年にUAE=アラブ首長国連邦に中東地域全体での日産のマーケティングを請け負う会社を設立するなど日産とは関係が深い人物だということです。
16億円余りは「販売促進費」などとしてジュファリ氏の会社に送金されていて、特捜部は信用保証への協力の謝礼などとして支払われたとみて詳しい経緯を調べています。
弁護士によりますとゴーン前会長は「支払いは信用保証への謝礼ではなく日産のトラブルの解決や王族へのロビー活動などに対する正当な報酬だった」などと容疑を否認しているということです。
ハリド・ジュファリ氏は、サウジアラビアで有数の財閥「ジュファリグループ」の創業家一族出身の実業家として知られています。
ジュファリグループは、サウジアラビア第2の都市ジッダに本社を構え、国内では、主に輸入車の販売から電力インフラ整備など幅広い分野での事業を展開しています。
ハリド・ジュファリ氏は、グループ本体とは別にみずから投資会社を営んでいて、日産のサウジアラビア事業に関わってきたほか、2008年にはUAE=アラブ首長国連邦に中東地域全体での日産のマーケティングを請け負う会社を設立するなど日産とは、深い関係にあると指摘されています。
また、現地メディアによりますと、2015年にフランスとの貿易関係の促進に貢献したとして、フランスで最も名誉ある「レジオン・ドヌール勲章」を受章していて、サウジアラビア有数の実業家として知られています。
ゴーン前会長 信用保証への対価として日産資金を不正支出か #nhk_news https://t.co/UtVzNJHjhQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月27日
弁護士によりますとゴーン前会長は容疑を否認し、「信用保証に協力してもらったのは事実だがジュファリ氏が銀行に預けた30億円に損失は出ておらず、16億円もの対価を支払う理由がない。支払いは王族へのロビー活動などに対する正当な報酬だった」などと供述しているということです。
40年近くサウジアラビアの政治や経済を研究している国際開発センターの畑中美樹研究顧問は「ハリド・ジュファリ氏はサウジアラビア有数の財閥の経営者で、国内で知らない人がいないほどの有名人だ。おととし、UAE=アラブ首長国連邦の雑誌が掲載した財閥ランキングでは、国内18番目で、ジュファリ氏の総資産は48億ドルとされている」と話しています。
そのうえで、「注目すべきは、実業界を代表する形で日本の日銀にあたるサウジアラビアの中央銀行『サウジアラビア通貨庁』の理事を数年前から務め、金融政策や経済政策を監督する立場にあることだ。これは、ジュファリ氏が経済に明るいだけでなく、王族から能力を認められていることを示している。ムハンマド皇太子が内政、外交、経済のすべてを任されている独裁的な体制の中でこうした立場にいるということは、皇太子からも信頼され、非常に顔が利く人物だということだ」と指摘しています。
そのうえで、「ゴーン前会長は中学・高校時代をレバノンで過ごしたが、ジュファリ氏もレバノンの高校を卒業しているので、おそらく高校時代からの知り合いなのではないか。昔からよく知っている間柄だったと推測される」と述べました。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/26/200430(日産 ケリー前代表取締役 37日ぶりに拘置所から保釈)
『検察の罠』
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年12月26日
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日本人は我慢強いだの、雪国の人は我慢強いだの、国民の我慢にも限界ってもんがあるんだ!中曽根やその取り巻きの国賊みてぇな野郎どもが、我慢強いですね偉いですねって褒めてりゃ、国民は涙して貴様らを拝むとでも思ってんのか、この与太者どもが!(1986年)
— 赤尾敏bot (@Bin_Akao_bot) 2018年12月26日
ルノー、日産に株主総会を再提案 - 圧力高まるhttps://t.co/iZmNMOx3I3
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2018年12月27日
日産自動車に対し、企業連合を組むフランス大手ルノーが臨時株主総会を開くよう再度提案したことが27日分かった。逮捕された日産の前会長カルロス・ゴーン容疑者の後継となる有力者を送り込み、引き続き経営の主導権を握ろうと圧力を強めている。日産は今回の事件で企業活動にも影響が出ており、緊張感が高まっている。
関係者によると、提案は書簡で届いたという。
日産は17日の取締役会の前にも、今後の経営体制を巡り臨時株主総会の開催をルノーから要請されたが、拒否した。この取締役会では後任会長の決定を先送りし、今回の要請も拒む公算が大きい。両社の駆け引きは激しさを増しそうだ。
「ゴーン」と重低音。いろんな煩悩をかき消してしまいそうな京都・知恩院の大鐘です。 https://t.co/hNy7GT1JkQ
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年12月27日