世界のトップに…新総長「私は早稲田をこう変える」https://t.co/2FttECCRSa#深読み
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年12月27日
優れた研究者と触れ合うことが学生の成長につながるのはもちろんだが、そのためには体系的な教育の提供や、基盤教育の整備が重要だ。
基盤教育とは、「大学で学問を学ぶために必須の、また大学卒業後も社会に出て知的職業に就く場合に必須のアカデミックツール」を指す。早稲田では全学共通科目として全学生を対象に、日本語の学術的文章の作成や英語での発信力を強化する授業を提供している。
また、2015年度にはコース・ナンバリング制度を取り入れた。「POLX-101-L」のような形で、学問の領域やレベルなどを記号化して示すものだ。学年の始めに受講科目を選ぶ際、かつては「○曜日の○限が空いているから」などの理由で決める学生が多く、科目の関連性や学ぶ順序などを意識することはあまりなかったと思う。この制度の導入で、学生たちも「4年間で何を、どのように学んでいくのか」を真剣に考えることを求められるようになったと言える。
大学とは「頭を使う」ところだ。学生は、答えがある問題の正解をいち早く見つけ出すのではなく、答えのない問題について自分の頭でとことん考えることが本来やるべきことだ。自分なりの仮説を立て、自分でソリューション(解決法)を考え、説得力のある根拠を示す。失敗したら、もう一度やり直せばいい。このようにして「たくましい知性」を育む一方で、自分と異なる国籍、文化、価値観などを持つ人々とふれあうことで、「しなやかな感性」を身に付けさせたいと思っている。社会に貢献する学生を育てるべく、企業・自治体と連携し展開している「プロジェクト・ベースド・ラーニング」や「アクティブ・ラーニング」を導入した教育プログラムも、さらに充実させていきたい。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/27/200120(京大生はかつての京大生ではない)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/26/200521(三品納会)
日本の持続可能な未来のためにはどんな対応が必要か。広井良典京大教授らがAIで分析した結果は①「都市集中型」か「地方分散型」かという分岐が最も本質的②その分岐は8~10年後に生じる蓋然性が高い③格差、健康、幸福などの観点では「地方分散型」が望ましいーーだったそうです。詳細は朝刊解説面で pic.twitter.com/FefKnsSa6g
— 読売新聞 編集委員室 (@y_seniorwriters) 2018年12月27日