レーダー照射 映像公開も韓国側否定 早期解決は困難か #nhk_news https://t.co/bgw1WLNrQ2
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月28日
今月20日、海上自衛隊のP1哨戒機が、石川県の能登半島沖の日本海で韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーを照射された問題で、防衛省は28日、当時哨戒機が撮影した映像を公開しました。
映像には機内の隊員が照射を受けたと報告する音声が収録されていて、防衛省は事実を裏付けるものだとしています。
これに対して韓国国防省は「隊員の対話の場面だけであり、客観的な証拠とは言えない」と、改めて自衛隊機を狙ってレーダーを照射したという日本側の主張を否定しました。
防衛省は「日韓関係は安全保障上、北朝鮮問題への対応などで極めて重要だ」として、今後も韓国側と協議を進める方針ですが、政府内では「日韓の立場が違いすぎる」、「ここまで来たら、韓国はもうみずからの非を認めることはできないだろう」などと、早期解決は難しいという見方が強まっています。
【渋る防衛省、安倍首相が押し切る】
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2018年12月28日
韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題をめぐり、防衛省が映像の公開に踏み切った。同省は防衛当局間の関係を一層冷え込ませると慎重だったが、安倍晋三首相がトップダウンで押し切った。
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防衛省は当初、映像公開について「韓国がさらに反発するだけだ」(幹部)との見方が強く、岩屋毅防衛相も否定的だった。複数の政府関係者によると、方針転換は27日、首相の「鶴の一声」で急きょ決まった。
韓国政府は11月、日韓合意に基づく元慰安婦支援財団の解散を決定。元徴用工訴訟をめぐり日本企業への賠償判決も相次ぎ、首相は「韓国に対し相当頭にきていた」(自民党関係者)という。
そこに加わったのが危険な火器管制レーダーの照射。海自機への照射を否定する韓国の姿勢に、首相の不満が爆発したもようだ。
首相の強硬姿勢は、2010年9月に沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件で対応のまずさを露呈した旧民主党政権の教訓も背景にある。
当時、海上保安庁が撮影した映像を菅内閣は公開せず、海上保安官がインターネット動画サイトに投稿して騒ぎが拡大。首相は13年12月の党首討論で「出すべきビデオを出さなかった」と批判した。政府関係者は今回の首相の胸の内を「後で映像が流出するのも嫌だから『出せ』と言っているのだろう」と解説した。
アレッシオ・パタラノ氏:韓国駆逐艦が日本の哨戒機に火器管制レーダーを向けた事件に関して、防衛省が公表した映像は長いが、3つの点がよくわかる。1:P-1の距離の取り方は全く観測時の通常のものだった。 https://t.co/D8jdW6p1L4
— 岡部いさく (@Mossie633) 2018年12月28日
2:P-1からの呼びかけは、韓国駆逐艦が火器管制レーダーを使う代わりにVHFチャンネルをモニターすることで対応する機会が十分にあった。3:最も問題なのは、火器管制レーダー照射についての意図説明の要求に韓国駆逐艦が答えなかったこと。 https://t.co/odiwNrK4JO
— 岡部いさく (@Mossie633) 2018年12月28日
パタラノ氏自身、P-3Cで低高度を飛んだ経験も、逆に洋上で哨戒機の観測を受ける状況も経験しているが、今回のP-1の飛行には全く脅威を感じさせるものはなかった。全く何にもなかった、と。 https://t.co/F7FgCDLk11
— 岡部いさく (@Mossie633) 2018年12月28日
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/28/200218(韓国軍のレーダー照射 当時の映像公開 防衛省)