米軍シリア撤退でクルドとアサド政権が接近 勢力図に変化 #nhk_news https://t.co/XYgoWBS0bD
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月28日
シリアではアメリカが過激派組織IS=イスラミックステートと戦うため北部のクルド人勢力と協力関係を築いてきましたが、この勢力をテロ組織とみなす隣国トルコの強い要求もあって、トランプ政権はアメリカ軍部隊の撤退を決めました。
アメリカの支援を失い取り残されるかたちとなるクルド人勢力に対しトルコは軍事作戦の構えを見せていますが、こうしたなかクルド人側は内戦で圧倒的な優位を固めたアサド政権に支援を求めました。
目的はトルコからの防衛で、これを受けてアサド政権の軍は28日、クルド人勢力の影響下にある北部の要衝マンビジに入り政権側の国旗を掲げたと発表しました。
ただアサド政権の軍が展開したのはマンビジの市内ではなく郊外だという話もあり情報は錯そうしていて、トルコのエルドアン大統領はアサド政権は心理戦をしかけていると述べました。
トルコとクルド人勢力の対立にアサド政権が加わり、シリアではアメリカ軍の撤退の決定で現地の勢力図に変化が起き始めています。
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/28/200320(UAEがシリア大使館再開 アラブ諸国に関係改善の動き)