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中国東北部遼寧省で29日、麻薬を密輸した罪で1審で懲役15年の判決を言い渡されたカナダ人、ロバート・シェレンバーグ被告の2審の初公判が開かれました。

この中で、日本の高等裁判所にあたる遼寧省高級人民法院は「1審の判決は軽すぎる」とする検察側の主張を認めて、審理のやり直しを命じる決定を行いました。

中国では、ファーウェイの孟晩舟副会長が今月1日にアメリカの要請を受けたカナダ当局に逮捕されて以降、カナダ人の拘束が相次いでいて、今回の決定もカナダへの報復措置ではないかという見方が出ています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/29/200230(中国で拘束のカナダ人のうち女性1人 釈放され帰国)

トランプ大統領は29日、ツイッターに「中国の習近平国家主席と長く、とてもよい電話会談を行った。交渉は順調に進んでいる」と投稿しました。
そのうえで「交渉がまとまれば、非常に包括的な、すべての議題を含むものになるだろう。大きな進展がなされている!」と書き込みました。

両国は、輸入品の関税をめぐる問題や中国による知的財産権の侵害などについて、来月、協議を行うことにしています。

トランプ大統領としては、中国との貿易摩擦への不安を背景に各国の市場で株価が大きく下落するなど影響が広がるなか、交渉は順調だと印象づけたい思惑もあると見られます。

一方、中国国営の新華社通信は電話会談で習主席が貿易問題について「今月1日にアルゼンチンで行われた首脳会談で、双方は重要な共通認識を得られた。両国は積極的に協議を行っており、米中だけでなくグローバルに利益をもたらすような合意に達することを期待する」と述べたと伝えました。

また、朝鮮半島情勢について習主席は「米朝が引き続き対話を行い積極的な成果を得ることを支持する」と述べ、2回目の米朝首脳会談の開催に向けて中国も協力していく姿勢を示したということです。