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北朝鮮キム・ジョンウン委員長が父のキム・ジョンイル金正日)総書記の死去に伴って軍の最高司令官に就任してから30日で7年となり、国営テレビは、30日の記念日に合わせてピョンヤンで開催された軍の報告大会のもようを放送しました。

キム委員長は出席しませんでしたが、演説したキム・スギル軍総政治局長は「複雑な状況の中でも、帝国主義者たちの無分別な侵略戦争の挑発を事前に制圧し、戦うことなく勝利した。キム委員長を最高司令官とするわが軍は、帝国主義の強敵も一撃で踏みつぶす意志で人民を守る準備ができている」と述べ、アメリカなどを強くけん制しながらも、核やミサイルの開発には言及しませんでした。

元日にはキム委員長が新年の国政運営の方針を示す演説が放送される見通しで、この中で朝鮮半島の非核化や2回目の米朝首脳会談について何らかの考えが示されるかが焦点となります。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/29/200220(キム委員長ことしの動静 「経済」が過去最高 「軍」は最低に)

これは、韓国大統領府のキム・ウィギョム(金宜謙)報道官が30日記者会見を開いて明らかにしたもので、キム委員長からの親書は30日午後ムン大統領に届けられたとしています。

親書の中でキム委員長は、「両首脳が1年に3回も会談し、南北の長い対決の構図を越え、民族を軍事的緊張と戦争の恐怖から解放した」として、一連の南北対話の流れを評価しました。

そのうえで、韓国側が年内の見通しを示していたキム委員長のソウル訪問について「実現しなかったのは残念だ」として、今後も状況を見ながら訪問を実現したいという、意欲を示したということです。

さらに「来年もムン大統領と頻繁に会い、朝鮮半島の平和と繁栄に向けた議論を進め、非核化の問題も共に解決していく用意がある」と伝えてきたということです。

一方で韓国大統領府の関係者は、親書の中に国際社会が求める非核化に向けた具体的な措置や停滞している米朝協議などについて記述があったかは、明らかにしませんでした。