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アメリカの議会上院は、23日、来月3日に任期を終えるFRBのイエレン議長の後任として、パウエル理事を起用する人事を賛成多数で承認しました。


パウエル氏は、ブッシュ政権財務省の次官を務めたのに続き、民間の大手投資ファンドで実務経験を積んだあと、2012年にFRBの理事に就任し、去年11月、トランプ大統領からFRBの次の議長に指名されました。


パウエル氏は、イエレン議長の路線を引き継いで、景気の拡大に合わせて緩やかに政策金利の引き上げを進める方針で、ことしは、年3回の利上げが想定されています。
ただ、アメリカ経済は、トランプ政権が法人税の大幅な減税などを盛り込んだ税制改革を実現したことで、短期的には成長が加速する可能性も指摘されています。


市場では、株価や不動産価格など資産価格の上昇に過熱感が出ているという見方もあって、パウエル次期議長は、利上げのペースを早めるのかどうかをめぐって難しいかじ取りが求められます。

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