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財務省によりますと、去年の年末時点の国債、借入金、それに政府短期証券の3つを合わせた「国の借金」の総額は1085兆7537億円となり、過去最大となりました。


国債の発行残高は去年9月末時点と比べて6兆2000億円余り増えて956兆2520億円となりました。高齢化で医療や介護など社会保障費が増え、税収だけでやりくりできず、新たな借金にあたる国債に頼っているためです。


借入金は53兆7128億円。短期的な資金繰りのために発行する政府短期証券が75兆7890億円となっています。


国の借金を先月1日時点の日本の総人口で単純に割ると、国民1人当たり857万円余りの借金をしていることになります。


政府は4月から始まる平成30年度に、33兆円以上の新たな国債の発行を予定しています。また、国の借金が増え続ける中で金利が上昇すれば利払いの負担も重くなるため、速やかな財政健全化の取り組みが求められます。

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