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シリアのアサド政権はロシア軍の支援を受けて、首都ダマスカス近郊にある反政府勢力の拠点、東グータ地区への攻撃を強化し、これまでに子どもを含む市民500人以上が死亡しました。


国連の安全保障理事会はロシアとの調整を続け、24日、シリアで30日間の停戦を求める決議の採択にこぎつけました。しかし25日、アサド政権は空爆や砲撃を再開しました。


シリアの国営通信は「東グータからテロリストの砲撃があった」と伝えており、アサド政権は「テロとの戦い」だとして、攻撃を正当化しようとしていると見られています。


同じ日(25日)、ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領は、アサド政権の後ろ盾になっているロシアのプーチン大統領と電話で会談し、アサド政権が直ちに攻撃をやめるよう、最大限の圧力をかけることをプーチン大統領に求めたということです。


しかし、依然として、東グータ地区への攻撃は続いていて、内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、25日も市民8人が死亡したということで再び犠牲者が増え始めています。

シリアの東グータ地区でロシア軍の支援を受けたアサド政権が反政府勢力を攻撃し、大勢の市民が犠牲になっている事態を受けて、25日、ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領はロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。


ドイツ政府の報道官によりますと、会談でメルケル首相とマクロン大統領は、アサド政権が直ちに攻撃をやめるよう、アサド政権の後ろ盾になっているプーチン大統領が最大限の圧力をかけるよう求めたということです。


また、両首脳は、国連安全保障理事会が今回採択した30日間の停戦を求める決議が、国連が仲介するシリア内戦の終結に向けた和平協議の進展に欠かせないとの考えを明確にしたということです。

ロシア大統領府は25日、シリアの東グータ地区をめぐってプーチン大統領がドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領と電話会談を行ったことを明らかにしました。


それによりますと、プーチン大統領は独仏の両首脳にロシアによるシリアでの人道支援や医療支援などについて説明するとともに、テロ組織に対しては軍事活動を続けることを伝えたということです。

シリアの東グータ地区でアサド政権の攻撃によって500人以上の市民が犠牲になっていることについて、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、25日、バチカンのサンピエトロ広場に集まった信者を前に、「非人道的だ」と非難し、直ちに暴力を停止するよう呼びかけました。


この中で、フランシスコ法王は「ここ何日もの間、私の心は最愛の、そして、ひどく苦しんでいるシリアのことでいっぱいだ。何百、何千もの市民が犠牲になっている。病院は攻撃され、人々は食べる物がない。すべてが非人道的だ」と述べ、残虐な行為が続いていることを非難しました。そのうえで、「食料や医薬品といった人道支援の物資が現地に届くとともに、けが人や病人を避難させるべきだ」と述べ、直ちに暴力を停止するよう呼びかけました。


 1月5日、13機のドローンがシリアに展開するロシア軍を襲撃した。10機がフメイミム空軍基地へ、3機がタルトゥース海軍基地に向かい、攻撃を敢行した。これらは固定翼タイプの無人機であり、10発の爆弾を抱えていた。


 ロシア国防総省の公式発表によれば、7機は対空ミサイルによって撃墜され、残り6機は対ドローン電子戦装置によって強制着陸された。着陸に至った6機の半数の3機が爆発し、結局、3機が鹵獲(ろかく)されたという。