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ロシア国防省によりますと、ロシア軍が駐留しているシリア北西部のフメイミム空軍基地で6日、ロシア軍の輸送機アントノフ26が着陸しようとしたところ、滑走路の500メートルほど手前で墜落したということです。


輸送機にはロシア軍の兵士など39人が乗っていましたが、ロシア国防省によりますと、全員死亡したということです。


ロシア国防省は、輸送機は攻撃を受けた状況にはなく、技術的な問題が墜落の原因だった可能性があるとしており、重大な事故や事件について捜査する委員会が、輸送機が安全規則にしたがって適切に整備されていたか捜査に乗り出しました。


プーチン大統領は、去年12月、シリアにおけるロシア軍について、大部分の撤退を命じましたが、フメイミム空軍基地には今も一部の部隊が駐留して、アサド政権に対する軍事支援を続けています。


こうした中、ロシア軍のゾロトゥヒン少将は記者団に対し、アサド政権が反政府勢力を撤退させるためのルートを開設したと明らかにし、反政府側に東グータ地区を明け渡すよう促しました。


それによりますと、これまで日中の一定の時間に限って、住民のために用意していた避難路を、反政府側の戦闘員とその家族も利用できるようにしたということで、武器の携行も認められるとしています。


これに対して、反政府側の主なグループは「政権側は心理戦を展開しようとしているが、惑わされてはいけない」として、あくまで徹底抗戦の構えを崩さず、戦闘が収束する見通しは立っていません。

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