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米科学者らで構成する「憂慮する科学者同盟」のメンバー、グレゴリー・カラキ氏は5日、オバマ前政権時の2009年2月に秋葉剛男駐米公使(現外務事務次官)が沖縄かグアムに核貯蔵庫を建設する可能性を問われ「説得力がある」と回答していたと明らかにした。


 現職の日本政府高官が沖縄への核再配備を容認したと受け取られかねない発言として議論を呼ぶ可能性がある。


 河野太郎外相は6日の記者会見で「非核三原則堅持が政府の一貫した立場だ。それに反する示唆はなかった」と否定。「秋葉氏にも確認したが、そのようなことはないとのことだった」と説明した。