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アメリカのトランプ大統領が今月16日、台湾との間で以前は控えてきた閣僚や高官を含むあらゆるレベルの往来を促進する「台湾旅行法」に署名したのに続き、21日はアメリ国務省の高官が訪問先の台湾で蔡英文総統とともに催しに出席し、台湾との関係強化を目指す姿勢を強調しました。


これについて、中国外務省の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、「アメリカは『1つの中国』の原則を守り、台湾といかなる形の政府間の往来も停止し、実質的な関係を高めるのをやめるべきだ」と述べて、高官の往来を停止するよう求めました。


そして、「台湾問題を慎重かつ適切に処理しなければ、米中関係と台湾海峡の平和と安定を著しく損ないかねない」とアメリカを強くけん制したうえで、全人代全国人民代表大会での習近平国家主席の重要演説に留意するべきだなどと述べました。


習主席は20日の全人代の閉幕式で行った演説で、「祖国を分裂させるあらゆる行為やたくらみは必ず失敗し、人民の非難と歴史の懲罰を受けるだろう」などと、強い言葉で台湾独立の動きをけん制しています。